ビルの省エネチューニング⑩
•熱源設備・・・実際の運転状況より判断して以下の対応を行う。
•熱源設備・・・実際の運転状況より判断して以下の対応を行う。
③ビルの設備特性⑤ 機器類選定条件と使用実態の違い(数値は国交省基準による)
(1)個々のビルにより設備システム・機器・負荷条件が異なる。
<今後のビル管理・・・以下のように省エネ対応管理が求められる>
ビル管理の目的はテナント・使用者に対する快適な環境の 提供・維持であったが、省エネルギーが話題になる前と後では違いがみられる。
ビルの運用面から見ると、省エネルギーを行うための問題点が挙げられる。これらは①負荷条件の問題, ②管理運営上の問題,③ビルの設備特性に分けられる。これらの問題点を検討すると、省エネルギーチューニングの必要性が導き出される。
省エネチューニングとは現実の「建物の使われ方の変化にあわせた調整」によって建物の省エネルギー を推進することである。
建築物の設計にあたっては、各種の省エネルギーシステムが採用されている。建築設備に於いては組み込まれたシステムを如何に効果的に運用するかポイントである。ということで、既築のビルに対する省エネルギー手法として、省エネチューニングが取り上げられ、この手法の効果検証が行われることになったのである。
このホームページの訪問者は建築設備技術者が多いと思われる。業務に省エネ関係の技術が関係してくるのは当然である。しかし、組み込まれた省エネシステムがいかに運用されるかについては設計者・施工者は把握できない。建築設備に組み込まれた省エネシステムをどのように運用するかは、ビル管理部門の仕事である。筆者は定年後、省エネルギーセンターで、省エネチューニング技術の効果検証と情報発信を担当した。
導入パラグラフはどんなコンテンツがあるのか読み手にイメージしてもらうことができます。ブログ記事の項目リストでもいいでしょう。フォーマットを使い分ければ、テキストが読みやすくなります。フォーマットについては続きをお読みください。