マンション設備のトラブル


マンション設備のトラブルは若干特殊である。

マンション設備は共用部と専用部に分けられ、管理人は専用部設備にしか関与しない。

トラブルは概ね専用部住戸で発生するが

その原因は共用部や、上下・両隣りの住戸にあることが多い。

そのため、管理人や管理組合の動きが鈍いので解決が長引くことが多く

困った当事者はホームページの無料相談サイトへの投稿となる。

小生は以前からホームページ「NPO住宅110番」で無料相談の回答者を行っている。

ここでの相談と回答の一部は、著書「マンション設備トラブル『マサカ』の話」に載せた。


ここでの相談と回答事例を、トラブルのジャンル別に下記ブログにまとめた。

困った相談者の生々しい状況が見られるので、興味ある方は覗いてください。

「マンション設備のトラブル相談②」(https://masakanohirosan.livedoor.blog/

※当初のブログが閉鎖されたので上記に開設したが、一部見にくいところもあるのでご了承ください。今後修正してゆく予定です。

建築設備関係の技術団体には、空く調和・衛生工学会の他に、給排水設備研究会という会がある。
11月10日(金)は市ヶ谷の、「市ヶ谷カンファレンスセンター」で行われ、前半は式典と記念講演、後半は親睦会である。
出席者名簿には知人はそこそこいたが、実際には欠席された方がいた。それでも色々な方とお話しできたのは良かった。
いつも帰りにご一緒していた、先生と先輩はお年ですぐに帰られたので、市ヶ谷の関所には一人で立ち寄った。

故井上宇市先生の遺品は、夫々然るべきところに納まっているが、興味のある数冊の本は小生の手元に残してある。この中に、主婦の友社発行の「続主婦の友花嫁講座⑧住宅の知識」という冊子がある。昭和15年12月23日発行。編集は主婦の友社である。先生のものか奥様のものかは不明であるが、当時の主婦が住宅に関しどの程度の知識を要求されたのかが分かって面白い。

10月26日の社友会。

2023年10月30日

この日の社友会は、コロナのおかげで久しぶりの開催であったが、参加者は例年より若干多い程度であった。年寄りの集まりであるから、この間に亡くなった方もおられたのであろう。

建築設備トラブルについて色々述べてきたが、トラブル要因として設計業務の流れに潜む物も多い。これについては「建築・設備の計画・設計に潜むマサカ・マタカの設備トラブル」で事例を挙げた。

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