『トラブル本のこぼれ話』事例集

・このブログの作成趣旨については『トラブル本のこぼれ話』を参照ください。

・なお、タイトル名が出典を表示しております。

トラブル本にあげていないが、岡多摩雄氏の著書である。城口研究所、日建ハウジングでの設計経験に基づいた、集合住宅のトラブル対策本である。各設備の概要の他、トラブルに関しての実験や測定結果があるのが大変参考になる。小生が遭遇した同じようなトラブルもあり、『マタカ』の事例もあるが、簡単に取り上げたい。

この書の初版は1983年(昭和58年)である。給排水・換気設備のグレードアップは勿論、冷暖房も暖房からエアコン設置へとグレードアップしている時代である。

これもやってはいけない電気設備の常識である。病院の厨房で、電力費が得であるということで天井付きの逆富士照明がパイプペンダント式の照明器具に変えられた。

離れに作った書斎の照明スイッチを主家で操作するようにしてあった。ところが書斎で書見中に時々照明が消える。この家の幼児が壁に垂れ下がっている紐を引っ張ってしまう。

CF式ガス給湯器(排気用付型)の取付け失敗例。ほとんどの給湯機がFF式で取付けの芯出しは注意されていたが、ただ一つのCF式が注意不足であった。眼鏡石の芯が湯沸し器の芯と合わず、排気筒が通せず信用を失ったとの事例である。

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