◇トラブル相談とその回答⑫

2022年06月15日

□ 雨上がりの人出で、受水槽減水警報

・某駅ビルで、竣工後数年して受水槽の減水警報が発砲した。その3月半ば過ぎの日曜日、その前の週は雪も降るなど寒い日が続いていた。という事で人出が多く、駅ビルという事もあって水の使用量が多くなり、減水警報が出たものと思われる。

・原因は、施工中に隣のマンション住人から日影になるというクレームで、屋外設置の受水槽の置き方を変えたことであった。全体形状寸法は変わっていないが、薄べったい形で設置した。そのため全体の形状は変わっていないが、同じ空間の高さを取ったため内部の絶対水量はs少なくなってしまったのである。

・対策としては、水位レベル、警報レベルを上げて、設計時の水量を確保した。珍しい事例であった。

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