◇トラブル相談とその回答㉒

2022年07月23日

◇半地下マンションのトラブルで、事業者がすべてを負担!将来対応も行った!

・トラブル発生時に、色々言い訳をして責任逃れをする事業者が多いが、事業計画にあたってのミスに対してきちんと対応した、珍しい事例である。

・パソコンを替えたので、詳細は不明であるが平成17年頃の、埼玉県某市での豪雨時のトラブルである。小生への相談は、海外勤務の方の1階住居での、排水管からの逆流トラブルについてであった。この時は小生からのアドヴァイスもあったが、所有者はこの住居を売却することとなったので、最終的にはどのような解決となったのかについては、不明であった。

・ただし、娘の住まいが川口市であるので、ここに行った際に現地を視察した。地形的にはトラブル発生は当然という状況と判断された。

・その後令和元年、同じ市にある小生の身内のマンションで、1階住居に排水逆流があり、対応の相談に応じているうちに、上記のマンションでの対応についての情報が得られたので下記に報告する。

・半地下住宅であるから、排水設備は排水槽に貯留しポンプアップ排水とすることとした。当然排水ポンプの電力費はかかるが、40年分は事業者が負担する事とした。なおかつ停電時にも配慮して発電機も設置、メンテナンス費も事業者負担とした。責任逃れしたがる事業者と付き合うことの多い小生としては、名前を挙げて褒めてあげたいところであるが、情報開披が簡単にできないのは残念である。尤も不動産業界では皆さん衆知の情報であると聴いた。身内のマンションのトラブルについては、後述する。   


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