◇久しぶりに出会った「上げ 止まり水栓」

2022年08月17日

・長女の家族との猪苗代旅行に行ったため、このブログが休みとなって失礼しました。滞在先のホテルでは、インターネットは使える環境であったが、持っていったラップトップパソコンにうまく接続できなかった。久しぶりの高速道路沿線には新しい工場や集配施設などが多く見られた。

・また、高速道路の休憩所や、レストラン等ではトイレの便器の改修に苦労している跡が見て取られた。現在の大便器はウォシュレット付きが常識である。数十年前の器具を最新式のものに取り替えるのは結構大変である。配管・配線類が露出になっていたりする場所もあり、職人さんの苦労の跡が見られた。写真を撮っておけばよかった。

・ホテルの浴室では、TOTOの上げどまり式混合水栓に出会った。これが発売された際には、GROHE等の国際標準と違うじゃないか、上から何かが落ちたら水が止まらないじゃないかと指摘したが、一旦できたものは直せなかった。当時の建設省の方からも同様な指摘があったそうであるが、国内シェア―(No.2の会社の数倍)を背景に押し切られたようである。この上げどまり水栓の欠陥は阪神大震災の際に判明し、その後技術基準が変えられて現在の形の下げ止まり式に改善されている。このホテル滞在中は水栓の開閉ミスを何回もやらかした。帰宅しても、今度はホテルと逆作動のため、数回ミスをしたのには困った。


Copyright © 2019-2020  建築設備解体新書 All Rights Reserved.
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう