「給排水設備トラブル事例・対策集」(日本建築設備士協会)⑨
2021年01月21日
20. 水圧検査を忘れて漏水―手直し配管といえども検査は確実にせよー
・これは良くある『マタカ』の話である。正規の水圧テスト後に、ほかの設備との取り合いで配管の手直しを行ったが、この際に水圧テストを行わなかったために漏水事故になったという反省材料である。
21.給湯用セクショナルボイラの亀裂ー鋳鉄部分の急激な加熱を繰り返すなー
・都内の小規模ホテルの給湯設備の加熱器はセクショナルボイラであった。給水管が貯湯槽でなく、給湯循環ポンプの返湯管に接続されていたため、冷水が直接ボイラに供給され、熱収縮が繰り替えあされたためである。これも『マタカ』の話といえるが、気を付けなければいけないことである。
(コメント)貯湯槽への給水の場合でも、返湯管に合流せずに、直接貯湯槽に給水して継ぎ手部分から漏水した事例もある。
22.住宅用給湯ボイラと減圧水槽の位置に注意―美観上の理由より機能上の位置を重視せよー
・現在の使い勝手に良いガス給湯器ができる前の話で、住宅セントラル給湯方式で減圧水槽(補給水槽)を天井内に設置して水圧不足等のトラブルになった事例である。
(コメント)現在は大型ガス湯沸かし器があるので、このようなトラブルはないと思う。