コロナウィルス対策についての考察⑭~換気回数を増やすことが大切

2020年12月20日

コロナ対策に関し換気が大切であると言われているが、どうしたら良いかの対策は窓を開けるだけしか報道されていない。確かに換気量は増えるが、冬は寒いので現実的は対策とは言えない。

窓を開けずに換気量を増やすにはどうしたら良いか、強力な換気扇を運転する事である。住宅で最も排気量のある排気ファンはレンジフードである。浴室・便所系統の天井換気扇の数倍は排気量がある。これを運転すれば窓は開けなくともすむ。(勿論開放の程度によっては窓の方が換気量は多いであろうが)

給気口についてもマスコミ報道や先生方の発言でも、触れていないがはすべて開放する。メッシュが付いている場合はメッシュの清掃も必要である。建築設計者によって各住戸の給気口位置はまちまちではあるが概ね居住者に直接冷気(夏は熱気)が当たらないような位置にある。したがって強力レンジフード運転による居住域への影響は少ない。

高齢者への伝染が高まってゆく中で、住宅内の換気設備の効率的活用が重要と考える。

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