コロナウイルス対策についての考察⑦~湿度との関係

2020年12月03日

スパコン富岳の解析で、感染に影響の大きい飛沫感染について、室内湿度との関係がテレビ報道された。

湿度が低いと飛沫が遠くまで拡散するので、加湿を心がけるようにとの事である。

問題は相対湿度をあげたらいいのか、絶対湿度をあげる方が良いのかである。

報道では、加湿アワーを設けて、室内の隙間をなくして湿度をあげていた。

換気との関連があるが、湿度が上がっている状況では、窓を開けて湿度が下がっても、窓を閉じると湿度は回復する。これは壁や床の仕上げ材が水分を吸収し発散してくれるからとの事であった。

室温を下げると窓面の結露が進むので、室温は高めの方が良いとの部分は説明不足であったが、絶対湿度が高い方が飛沫拡散防止に有効であるということのようである。

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