コロナウイルス対策についての考察⑨~CO2濃度の基準

2020年12月08日

CO2濃度の基準については、ビル管法では1000ppmとあるが、これがコロナ対策に有効かどうかについてははっきりしていない。今朝のNHKの「あさイチ」1000ppm以上では換気を行う、800ppm以下では換気不要との指示があった。根拠は不明であるが一応基準が示されたことは結構なことである。

しかし問題は建築基準法による住宅換気の基準でこの基準を満たすことが出来るかである。

建築基準法の換気量は換気回数で示されているので、在室人員による変化は不明である。

6畳一間に親子4人が就寝した場合、24時間換気を運転しても、朝までに3000ppm近くになった測定事例が数年前の日経ホームビルダー誌にあった。

以前に書いたように安価なCO2濃度計があるので、実態の調査が必要である。問題は1000ppmにならない場合はどうしたら良いかである。



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