停年後の仕事⑦:『マサカ』の話の連載開始
2021年06月07日
小生の一年前の定年退職者は、退職後に年金と失業手当の両方が支給された。
小生の世代から、どちらか一方の支給となった。
年金はいづれ貰えるので、とりあえずは定年後は失業手当をいただくこととした。
このためには二週間に一回新宿のハローワークの窓口に顔を出さなければならない。
しかもその間に仕事をした場合はその証明がいる。
面倒なので2回だけ頂いて、年金の方に振り替えることとした。
ということで、失業保険手当に関しては、お国に大分貸がある。
新宿には建築設備工事の大手T社がある。(小生が在籍していたT社ではない)ここの設計部長(当時)It氏は仕事上のお付き合いもあったので、帰りに立ち寄った。よもやま話の末、社内報に書いていた原稿『マサカ』の話をどこかで発表できないかと尋ねた。
オーム社の「設備と管理」誌の編集委員をしているので、編集長に話をして」くれることになった。
その後、社内報に書いたものを持参し、編集長から連載を依頼され、2000年11月号から建築設備トラブルに関する「『マサカ』の話」の連載が始まったのである。
200回続けることが出来、単行本も3冊発行できたのは大変嬉しい。
It氏には、新著が出来るたびに持っていっている。