坑道を利用した高地トレーニング場
2022年11月18日
先日のテレビ番組で、岡山県某所の鉱山の廃坑を、観光名所とするほかに、陸上競技のトレーニング場に利用した事例が放映された。
中に入ると奥に直線100m以上の行動があり、陸上選手が走っており、横ではトレーニング器具が使われている。この画面を最初に見た時の感想は、「換気は大丈夫かな」であったが、ここは換気不良を逆手に取った「高地トレーニング場」であった。酸素濃度や一酸化炭素濃度も表示されており、当然ながら標高何千メートルの高地での酸素濃度設定にも変えられるようになっている。
建築設備の専門家としては、当初の換気設備内容と、どの程度改善したのかを知りたいところである。