定年後の仕事⑫ 仕事場が見つかった
昭和59年にゴルフ場埼玉国際CCが出来た際、会費が安いことを会社の同僚が知り合いから紹介され、一緒に入会しないか誘われた。工事関連の会社の方も加わり、コアなメンバーが決まっていたので、現役時代から不定期であったが時々行っていた。
小生が定年になるころは、夏には同僚が企画して仕事関係のメンバーをお誘いし、一泊のツアーが行われた。
定年となった2000年の8月は24,25日に行われた。
この時ラウンド中に家からの電話があったので、付き合いのある会社のTa氏から携帯電話を拝借して自宅に電話した。
ゲームが終わってから借りた携帯電話が行方不明であることが分かった。途中で落としたかもしれない。結局どうしても見つからず、新しいものを買って大塚にあるTaさんの事務所に届けた。入力の手間でTaさんに大変迷惑をかけた。
大塚には現役時代にお付き合いのあった設備設計事務所がある。
この会社は本社が大阪にあり、だいぶ以前に東京に支店を出し、小生の会社の中途入社の社員と関係があったので、付き合いが始まったのである。
顔を出したら支店長から歓迎された。どうしているか気になっていたとのことであった。
自宅で仕事ができないわけではないけれど、どこかに机を置く場所がほしいという話をしたら、某ゼネコンの設備部長と神田に作った子会社があるという。私の机が空いているから使っていいよということで、神田紺屋町に仕事場が出来たのである。
『連絡先変更のお知らせ
前略、いつもお世話になります。
このたび「㈱TSG企画」のご好意で当事務所に小生の机を置かせていただくこととなりました。今年の5月に発足したばかりの建築設備に関する各種コンサルタントを行う事務所です。
基本的にはここで仕事(自分の分とここの事務所の分)をすることになりますので、日中の連絡等はこちらにお願いいたします。
e-mailは自宅のほうでも結構です。
以下略』