定年後の仕事㉘:執筆・原稿あれこれ③-建築設備計画・設計関係
2021年11月13日
建築設備計画については、定年前に会社の中堅の建築意匠設計者にセミナーを行ったが、建築意匠設計者向けの適当なテキストが見つからないのが困った。参考になる資料をコピーしたり、自分で作成したりしてテキストとした。
下記は、「建築技術」誌で建築意匠設計者向けの設備計画の特集を3年かけて行いたいという事で依頼されたものである。小生が監修者に選ばれたのは、「建築設備『マサカ』の話」の著者であるという事であった。小生の知り合いその他の方に執筆を依頼してまとめた。
- ①建築技術2009. 8月号特集「建築設計者に知ってもらいたい設備設計の勘所」監修・執筆
- ②建築技術2011.8月号特集 「建築設計者に知ってほしい建築設備計画配慮事項
- ③建築技術2011.8月号特集「設計ステップでわかる建築設備計画の勘所」監修・執筆
上記②では、建築設計者が建築設備に関連して配慮が足りないポイントについて、キーワード的な項目をあげ皆さんに書いていただいた。設備設計者の思いは同じと見え、小生が書くと同じ様なような解説を書いていただき満足であった。項目の事例をあげると、「DS、PS、EPSは、同じ位置で真っすぐ通せ」、「形・位置を変えると中身が入らぬ」(シャフト計画と設備)、「出口がなければシャフトじゃない」、「EPSは電気室と考える」、「階高はインフラである」、「元に近くなるほど太くなるダクト」、「二重床は電線の墓場」等々である。
建築設備計画に関しては項を改めて述べることとする。