建築設備の解体新書入門⑦

2022年12月02日

(4)電気・給排水・空調・換気設備の特徴③

◆各設備工事の発注・受注形態・・・建築工事は施主から発注されるが,そ発注形態は以下のようになる。

  • 組下:ゼネコンが建築設備も含めて一括受注し、各設備専業の工事施工会社が、ゼネコン管轄下で工事を行う形態
  • 分離:建築工事は建築施工会社(ゼネコン)が受注し、各設備 は専業の工事業者が別途に直接受注して工事を行う形態。

      :この場合は、工事監理段階で、建築と設備を取りまとめる技術者が必要となる。

◆各設備の技術者・施工者の設計・施工業界での呼ばれ方・・・建築設備の技術者は下記のように呼ばれる。防災工事は、火災報知・警報関係は電気設備、消火設備は給排水設備に含まれるため、防災屋といういい方はあまり聞かない。

  • 電気屋:電気設備に携わる、設計技術者から職人に至る総称

       :職人は電工とも呼ばれる。

  • 設備屋:給排水・空調・換気設備に携わる技術者の総称。

       :職人の場合は、配管屋、ダクト屋、保温屋、塗装屋と専門工事ごとに呼ばれる。

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