東急百貨店本店の閉店

2023年02月01日

築55年の東急百貨店の本店が1月31日に閉店された。竣工当時空調設備を施工した高砂熱学の社員であり、その後東急不動産に移った小生としては、直接プロジェクトには関わっていなかったが色々感慨がある。見に行こうと思ったが、寒いのと自分のやった現場ではないので失礼した。

当時の高砂の現場所長・次席と思われる方は故人であり、状況把握のため当時の会社の仲間に電話して、色々懐かしい思い出を楽しんだ。

空調システムは「コイルユニット方式」である。大きな各階売り場を7区画(4区画と書きましたが7区画の間違いでした)に分け、各区画ごとに各階送風量を見込んだファン・フィルター設備を屋上に設け、、各階に冷温水コイルユニットを設置して制御するシステムである。各階に7台の空調機を設置するよりは、コストとスペースのセーヴィングが大きい。

工事中に現場見学に行き、定時後高砂の現場事務所でビールを御馳走になったのは思い出である。

付属施設として増築された文化村はたびたびお世話になったが、残されるとのことで安心した。

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