老朽化マンションへの朗報
2022年09月05日
老朽化マンションの修繕・建替えのネックは所有者の合意形成である。高齢化社会のため合意形成は大変むづかしい。何処のマンションでもお年寄りの反対で修繕等に手を付けられない事例が多い。筆者の友人も理事長として苦労しておられる。筆者の事例では築50年近くの高級マンションの給排水給湯配管・セントラル冷暖房配管の取り替え工事(専用・共用とも)が一昨年完成したが、理事会の皆さんの苦労は大変なものであった。
葉梨法相は合意要件を緩和する区分所有法の改正などの検討を12日の法制審議会に諮問することを明らかにした。これにより、合意形成のハードルが下がり、老朽化マンションの再生が進むことになろう。