衛生設備のトラブル50(学芸出版社1985.07.20発行より)⑰

2022年04月18日

41)輸入水栓が高嶺(値)の花―高価な水栓も水圧が不足して使えないー

・これもひところよく見られた事例である。対応策もいろいろあげられているが、省略する。

42)不意は止せ―シャワーの水圧変化で火傷ー

・この書は1985年の出版である。小生の定年は2000年であるが、現役時代でもこのようなトラブルは少なかった。給湯配管が分岐管方式の場合は、水栓類の使用状況よってシャワーの温水温度が変化する。小生の時代はマンション専用部の給水・給湯配管のヘッダー方式が一般的となりこのトラブルは殆どなかった。

43)塩ビ管は熱でデレデレ―熱湯で簡単に変形する塩化ビニル管ー

・耐熱塩ビ管ができる前の事例とはいえ、給湯管に塩ビ管を使ったとは理解できない事ではある。この逆の話がある。某マンションのユニットバスで給湯管と給水管をつなぎ間違えたが、住人がユニットバスを取り替えるまで漏水トラブルがなかったという珍しい事例を知っている。

Copyright © 2019-2020  建築設備解体新書 All Rights Reserved.
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう