設備設計一級建築士定期講習
2022年12月11日
設備設計一級建築士については、制度発足時に一応資格を取った。
この資格で仕事をしたのは、無いに等しい。一つは、地方の役所の設備工事の監修業務を受注した某設備設計事務所からのもので、現場監理業務(設備・電気各1名常駐。小生はまとめ役で、週1回の定例打合せに出席)を依頼されたが、現場から出てきた埋設物が考古学上(歴史上?)価値あるものと分かり、建物の計画自体が中止となった。もう一つは杉並稲門会の後輩がコンペに提出するのでお手伝いした件である。これは落選した。したがって折角取得した資格ではあるが、業務経歴の役には立っていない。
先日「国土交通省関東地方整備局」から封書が届いた。この資格の定期講習受講の勧めである。実は82歳という年でもあり、この資格で仕事をすることはあり得ないので、講習会に申し込んでいなかったのである。資格者が受講すべき定期講習を受講しないと、建築士法第10条に基づく処分の対象になるということで、講習受講の警告であった。黙っていれば、自然に資格消滅されると考えていた小生もいけないが、年寄りに対しては、資格返上手続きも併記しておいてほしい。改めて日本建築士会連合会のホームページを見たら、資格返納の手続きもキチンと明記されていた。明日電話し、手続する予定である。