『トラブル本のこぼれ話』事例集

・このブログの作成趣旨については『トラブル本のこぼれ話』を参照ください。

・なお、タイトル名が出典を表示しております。

【内 容】地方の大型病院の給水方式は3台の可変速ポンプによる、直送方式であった。雑用水系統は鑿井よりポンプ室床下の受水槽に貯留された。給水は必要水量に応じて台数制御と回転数制御により行っていたが、過少水量時に落水現象が発生、必要水量が増加して回転数が上がっても。キャビテーションが発生した。

・ポンプ吐出側のバルブ類の取付け順序は、ポンプ・防振継ぎ手・逆止弁・仕切弁・竪配管であるが、ゴムフレキシブルの防振継ぎ手を逆止弁・仕切弁の上に取付け、ポンプの運転・停止の度に防振継手に圧力がかかって、伸縮の繰返しにより、約1年後にゴム部分が破裂したものである。古典的なトラブルであるが、現在ではほとんど聞かない。

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