マンション設備のトラブル


マンション設備のトラブルは若干特殊である。

マンション設備は共用部と専用部に分けられ、管理人は専用部設備にしか関与しない。

トラブルは概ね専用部住戸で発生するが

その原因は共用部や、上下・両隣りの住戸にあることが多い。

そのため、管理人や管理組合の動きが鈍いので解決が長引くことが多く

困った当事者はホームページの無料相談サイトへの投稿となる。

小生は以前からホームページ「NPO住宅110番」で無料相談の回答者を行っている。

ここでの相談と回答の一部は、著書「マンション設備トラブル『マサカ』の話」に載せた。


ここでの相談と回答事例を、トラブルのジャンル別に下記ブログにまとめた。

困った相談者の生々しい状況が見られるので、興味ある方は覗いてください。

「マンション設備のトラブル相談②」(https://masakanohirosan.livedoor.blog/

※当初のブログが閉鎖されたので上記に開設したが、一部見にくいところもあるのでご了承ください。今後修正してゆく予定です。

建材や接着剤に含まれる、ホルムアルデヒドが人体に悪影響を及ぼすことはよく知られているが、除湿機にまで孔をあけた事例などは飛び切りの『マサカ』の話もある(MA)

塩ビライニング鋼管の初期のものは配管端部の鉄の露出部分への耐蝕処置は全くなかった。そのため錆が継ぎ手部分の配管切り口断面に集中し短期間に大きな錆瘤に成長し、配管断面欠損による給水量不足のトラブルが頻発した。既存配管の改修は配管内部をライニングし、新設の場合は管端コアの取り付けで対応している。

建築設備に使われる機器類や部材は、設置される環境や内部に流れる水や空気により、それらを構成する材料に何らかの影響を受ける。影響の程度によっては腐食が発生し、時間の経過とともに進行する。設置される環境は、空気中、水中、土中、躯体中などであるが、空気中以外は腐食の進行は目につかない。同様に水の流れる配管や機器類内部の状況も簡単には人目に付かない。ある日突然漏水が発生したり、バルブを閉めようとしても止まらなかったりと大きなトラブルが発生して、読者の皆さんが迷惑をこうむっている。

ポンプやボールタップなど頻繁にON-OFF、開閉を繰り返す機器類には、大きな圧力変動が生じるので防振継ぎ手が取り付けられる。しかしその取り付け位置を間違えたり、取り付け方法や支持が不適切であると破壊事故が生じる。

Copyright © 2019-2020  建築設備解体新書 All Rights Reserved.
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう