停年後の仕事⑳:省エネ関連⑤
2021年07月16日
建築設備は、設計にあたっていろいろな条件を設定して機器の内容が決められる。
建築設備は、設計にあたっていろいろな条件を設定して機器の内容が決められる。
建築設備の専門家である小生が戸惑ったのであるから、読者の皆さんの内で省エネチューニングとは何ぞやと思われる方がおられるのは当然である。
建築設備の省エネルギーについては、昭和五十年代の半ばごろから設計には取り込んでいたが、その運用に関してはビル管理の方にお任せという状況であった。
当初は、工場等の製造現場での省エネルギーに関する事業を行っていたが、小生が行く前から建築・施設の省エネルギーについてもエネルギー使用量についての調査を行っていた。
この会社で設計した関東地方ほぼ中央の某市の大規模病院の工事監理業務を行うことになった。
建築設備の技術者として停年を迎えたが、設備トラブルの分野は、初めて聞くような『マサカ』の話もあるが今迄の技術の延長線上にある。
定年後の会社の名前をコンサルタントとしたら、建築学科の同級生からも「何をやるんだ」と訊かれた。とりあえずは「何でもやるよ」と答えたが、定年後20年もたって整理するといろいろなことをやってきたことになる。分類すると以下のようになる。
机を提供していただいたからには、立場上は子会社の社員ということである。仕事場だけでなく、もちろん仕事もいただいた。
昭和59年にゴルフ場埼玉国際CCが出来た際、会費が安いことを会社の同僚が知り合いから紹介され、一緒に入会しないか誘われた。工事関連の会社の方も加わり、コアなメンバーが決まっていたので、現役時代から不定期であったが時々行っていた。
マンション専用部におけるトラブルは、個人の問題という事で管理組合が動いてくれないため解決が長引く。共用部の設備が専用部のトラブルの原因になっている事例は多い。