先日屋久島に観光旅行に行った。この島の南側、尾之間のホテルで南国にふさわしからぬ設備機器にお目にかかった。このホテルの大浴場とプールは一階にあって、ロビーからは幅広く、若干長い廊下でつながっている。外壁には面していない。

セミナーのテキストは毎年少しづつ追加しているが、今年は昨年秋の台風での水害被害の話を加えることにした。雨のトラブル事例はたくさんあるが、武蔵小杉のタワーマンションでの電気室の水没事例は、一般的な事例と異なり雨水流出抑制 措置による『マサカ』の要素が大きいので取り上げる必要がある。もちろん小生にとっては、『マサカ』ではなく、「ついにやったか」というのがが感想ではある。

「『マサカ』の話」の出版以降、(一社)東京空調衛生工業会の中堅技術者セミナーで建築設備トラブルに関する話の講師をしている。大分以前から毎年お声がかかっている。今年は11月19日である。

このビルで工事中(といっても鉄骨製作以前)に、設計変更で工事が1カ月延びた。プラザと駅との間のバスターミナル広場にオーバーブリッジをかけて、駅から直接ビルに行かれるような計画案が出来たのである。

コロナウィルスの感染に関しては、クルーズ船ダイアモンドプリンセス号での船内感染のチェックから話が始まっている。感染経路に関しては、飛沫感染、空気感染いずれの場合も換気設備のシステム・グレードが関係するが、空気感染の可能性はないとの事であるので、換気・空調システムが原因ではなさそうである。

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