建築設備トラブル概論 6.設備トラブルの性格付け
学問的区分とはいえないが、『設備と管理』誌連載のタイトルにちなんだ視点から話を始めることとする。
マンション設備のトラブルは若干特殊である。
マンション設備は共用部と専用部に分けられ、管理人は専用部設備にしか関与しない。
トラブルは概ね専用部住戸で発生するが
その原因は共用部や、上下・両隣りの住戸にあることが多い。
そのため、管理人や管理組合の動きが鈍いので解決が長引くことが多く
困った当事者はホームページの無料相談サイトへの投稿となる。
小生は以前からホームページ「NPO住宅110番」で無料相談の回答者を行っている。
ここでの相談と回答の一部は、著書「マンション設備トラブル『マサカ』の話」に載せた。
ここでの相談と回答事例を、トラブルのジャンル別に下記ブログにまとめた。
困った相談者の生々しい状況が見られるので、興味ある方は覗いてください。
「マンション設備のトラブル相談②」(https://masakanohirosan.livedoor.blog/)
※当初のブログが閉鎖されたので上記に開設したが、一部見にくいところもあるのでご了承ください。今後修正してゆく予定です。
学問的区分とはいえないが、『設備と管理』誌連載のタイトルにちなんだ視点から話を始めることとする。
施工業務の場合は、基準となる設計図書が完備して入れば、基本的には一括施工・分離施工の差はないはずである。しかし設計業務に関しては上述のようにいろいろなパターンがあるので、設計業務内部での情報断絶が発生する。パターン分析に当たり、設計業務は、計画・設計(取合い)・設計(計算・作図等貼り付け等)に分けた。
先日、HP「建築設備フォーラム」で報告された、国交省の「建設キャリアアップシステム(CCUS)におけるレベル別年収の公表」※で、建築工事関係の職人さん達の労務単価が発表されていた。
5.1の表のタイトルの後に(標準)と記してあるのは、計画・設計から施工に至る段階の各分野ごとの業務の分担に、発注形態によりいろいろなパターンがあることを意味している。